未来に向けて!いくつもの特徴が、新たな価値を生み出す可能性に
満ちあふれた仕組みです。
中越パルプ工業(株)一般印刷用紙に適応可能です!!
☆ 可視化された寄付金がついています!
☆ 国産間伐材を積極的に活用しています!
☆ 里地里山への都市部からの新たな交流を促進します!
etc.
- 2011年
- 日本政策投資銀行 環境格付け最高ランク評価取得(10月)『里山物語』・『竹紙』の取り組みが日本政策投資銀行の開発した環境格付けにおいて、最高ランクの評価を得る。
- 2010年
- 「木づかい運動」農林水産大臣感謝状受賞(12月)『里山物語』をはじめ製紙原料に国産間伐材を活用し、国産材活用の意義についても様々のイベント等で積極的にPRしてきたことが高く評価された。
- 2010年
- 第1回いきものにぎわい企業活動コンテスト 審査員特別賞受賞(6月)環境対応用紙『里山物語』・『竹紙』が、中越パルプ工業の本業を通じて持続可能な環境活動に貢献していることを高く評価される。
- 2009年
- 「里山物語」 デビュー(12月)
里山は人が手入れをし続けることで、田畑や薪炭林などに最適な環境が保たれてきました。その結果、偶然にも多様な生物が生息する空間となった世界的にも希少な生態系です。ところが、里山があまり活用されなくなった現代では荒廃が進み、身近にある豊かな生物多様性が損なわれはじめています。里山を健全に保つためには、人による管理、活用が欠かせません。しかし、経済循環から外れてしまった里山では、それを守ろうとするボランティア団体に頼っているのが現状であり、また資金不足がその活動への大きな妨げとなっています。
そこで中越パルプ工業では、売上の一部を寄付することにより、里山保全・団体の活動支援に役立てる仕組み「里山物語」をつくりました。寄付金は中間支援をおこなうNPO法人里山保全再生ネットワークを通じて、各団体の活動活性化に使われます。この仕組みによって、里山で新たな価値が創出されることや、豊かな生態系が保全されることを目指しています。
POINT
☆ 里山の衰退を防ぐ : 寄付金が里山保全・再生活動に使われることで、里山の衰退に歯止めがかかります。
☆ 生物多様性保全に貢献 : 里山ならではの豊かな生態系が保全・再生されるため、生物多様性の保全にも寄与します。
☆ 地域社会への経済効果 : 里山を教育やレジャーの場として活用するなど、新たな価値が創出されることにより、地域経済の活性化も期待できます。
日本の森林のうち、約4割を占める人工林の健全さを保つためには、間伐作業が不可欠です。しかし、コストの問題から、間伐されない放置森林や、間伐しても活用されることのない放置間伐が多く見受けられます。
間伐作業の促進は、森林のCO2吸収力を向上させます。また、間伐材を活用することにより、持続可能な森林の整備サイクルが取り戻せるとともに、山村地域の経済活性化にも貢献します。
「里山物語」は、証明書付き間伐材を用紙の原料として活用しています。
適切な間伐を行っていない人工林
適切な間伐を行っている人工林
風や雪で折れた木々を整備
POINT
☆ 次世代につながる森林育成 : 間伐をすることにより、残された木々の成長は旺盛になり、CO2吸収力が高まります。健全で持続可能な森林へと変わってゆきます。
☆ 地域社会への貢献 : 間伐材の積極的な購入により、森林保全にたずさわる地域や人々を経済的に支援します。
里山物語は、クレジット方式を採用しております。クレジット方式とは、工場への間伐材(証明書付き)の入荷量に応じて、製造する紙に間伐材を配合しているとみなす方式のことです。紙は製造の際に複数の木材チップを混合して生産することから製造工程において製品ごとに間伐材や森林認証材の配合率を厳密に定めることは困難です。このことから環境省の定める国のグリーン購入法においても、より現実的な運用を実現するためにクレジット方式が導入されました。
環境省 「森林認証材・間伐材に係るクレジット方式運用ガイドライン」(平成21年2月13日)
クレジット方式を採用することにより、実配合に比べ紙の価格は購入しやすくなるため、さらなる間伐材等の利用促進につながります。
このページに使われている説明文や写真の一部は、中越パルプ工業『里山物語』パンフレットから引用しております。