星野さん、太田さんは、閑馬の里山を守るべくその維持活性に取り組んでいらっしゃいます。その中でも田畑の作物を荒らす鹿・猪・熊・猿など、森で暮らす生き物への取組はとても重要。森の生き物たちは、いくつもの理由によって人里へ出てきます。その一つに、荒れ果ててしまった山裾、作物を作らなくなったため草木雑草の手入れが行き届かない田畑が挙げられます。森の生き物たちにとっては、人に邪魔されずに生活する場所が拡大していると言っても良いでしょう。
夏は草刈りをしても、その生命力は想像以上で手入れを続けなければすぐに元通り。そこで、ヤギやヒツジの登場です。毎日の草刈りをヤギやヒツジに託そうというものです。太田さんのところで体調を整え出番を待っていたヤギたちは、いよいよ仕事場へ向かいます。トラックに載せられたヤギたちは少々不安そうでしたが、おとなしく現場へ向かいました。
順調に生長!しかし、その陰には・・・。
「シンセキ村」で田植えをしてから1か月が経ちました。苗を植える際に、わずか2株(通常4株位)で植えつけられた苗は、たくましく幾本にもなって生長していました。例年より水の量も多くした結果、雑草も少なめだと太田さん。
しかしながら、除草剤を使わない育成には時間と手間がかかります。毎日毎日、暑さと戦いながら。大変な作業です。「クロヌリ」・「田植え」を経験させて頂いていますので、次は「ヒエ取り」(雑草取り)をお手伝いしにいきます。太田さんの米づくりの何百分の一にもならないと思いますが、必ず!!