souta&hanako1

右から草太花子、そしておしんさん

hosino soutahanako 011.jpg

「草太と花子」当社ホームページに登場するヤギの兄妹。その名前を飼育するヤギたちに名付けて下さいました。

 星野さん、太田さんは、閑馬の里山を守るべくその維持活性に取り組んでいらっしゃいます。その中でも田畑の作物を荒らす鹿・猪・熊・猿など、森で暮らす生き物への取組はとても重要。森の生き物たちは、いくつもの理由によって人里へ出てきます。その一つに、荒れ果ててしまった山裾、作物を作らなくなったため草木雑草の手入れが行き届かない田畑が挙げられます。森の生き物たちにとっては、人に邪魔されずに生活する場所が拡大していると言っても良いでしょう。

 夏は草刈りをしても、その生命力は想像以上で手入れを続けなければすぐに元通り。そこで、ヤギやヒツジの登場です。毎日の草刈りをヤギやヒツジに託そうというものです。太田さんのところで体調を整え出番を待っていたヤギたちは、いよいよ仕事場へ向かいます。トラックに載せられたヤギたちは少々不安そうでしたが、おとなしく現場へ向かいました。

idou.JPG
「いっしょに乗っててよ!」
「大丈夫!!すぐそこだから!!」

現場到着!さっそく仕事に取り掛かる。
仕事、それは食べること!

2013.7.26

左が「草太」右が「花子」、中央は「おしんさん」。
なぜ「おしんさん」?
R0017310.JPG
太田さんのところに来る前「おしんさん」は、狭いスペースで飼育されていました。草太や花子と違い運動量が足りず少々やせ気味。足腰も弱っているようでした。太田さんが、「おしん」のようによく我慢してきたということで、この名前をつけたそうです。この場所で、バリバリと仕事して、早く力強くなって欲しいですね!!

hosino soutahanako 079.jpg

頑丈なゴミ箱

 東京への帰り道、太田さんのお宅を出てすぐのところに鉄かごのゴミ箱が設置されていました。熊の被害を受けぬように、頑丈な作りになっていました。

 鳥獣害のことは、星野さん、太田さんから充分に伺っていましたが、このゴミ箱を見るとその深刻さをより強く感じました。人への被害が出ないよう、祈るばかりです。

順調に生長!しかし、その陰には・・・。

 「シンセキ村」で田植えをしてから1か月が経ちました。苗を植える際に、わずか2株(通常4株位)で植えつけられた苗は、たくましく幾本にもなって生長していました。例年より水の量も多くした結果、雑草も少なめだと太田さん。

 しかしながら、除草剤を使わない育成には時間と手間がかかります。毎日毎日、暑さと戦いながら。大変な作業です。「クロヌリ」・「田植え」を経験させて頂いていますので、次は「ヒエ取り」(雑草取り)をお手伝いしにいきます。太田さんの米づくりの何百分の一にもならないと思いますが、必ず!!

R0017314.JPG